チャットのEnterキーによる誤送信を防止するツールChitをバージョンアップして本日Vectorに登録申請しました。機能追加としてはWindows起動時に自動起動する設定ができるようにしたこと、他はバグ修正です。
バグは中々自分では見つけられませんでしたが、友人に使ってもらったところバグを報告してもらい見つけることができました。
改行コードの修正
貼り付けるテキストの改行コードがLF(ラインフィード)のみとなっていました。ブラウザ系統の入力では問題なく改行しますが、AcrobatReaderのコメントテキスト入力で改行できないことが発覚しました。これをWindows標準の改行コードCR(キャリッジリターン)LF(ラインフィード)にしたところ無事AcrobatReaderでも改行するようになりました。逆にCR・LFに変更してもブラウザー系統の入力には影響が無く改行してくれています。未だに改行コードの不統一による問題がくすぶっていることを改めて認識しました。
TABの入力
Chitの入力ボックスでTABを押すと入力テキストが反転するといった動作になっていました。これはユーザーインターフェースの振る舞いの問題でTABによりフォーカスを変更しようとしていたからでした。こちらは開発言語で振る舞いを指定できるようになっていたので簡単にTAB入力できるようになりました。
他に、テキスト貼り付けが安定するようにキー送信のタイミングを微調整しました。自分で使っているうちに、テキスト入力エリアが小さいと反射的にChitを使うようになってきています。その理由は…
少し長文だと最初の部分が見えなくなる
少し長文のテキストを入力していると、狭いテキスト入力ボックスだとスクロールしてすぐに見えなくなり、確認のために上にスクロールすることがあります。これがChitで大きめの窓にしていると十分見えるのでだいぶ楽になります。
他の画面を見ながら入力できない
ブラウザーの入力ボックスだと、他のタブに移動してその画面を見ながら入力はできません。Chitだと別窓なので自由に画面を切り替えながら入力することができて便利です。
ということで私自身にとっても常駐して使うツールになっています。今のところすぐに機能追加したいものはありませんが、もしなにかご要望があればコメントまたはメールしてください。検討させていただきます。
関連