1.ですます調とパターン
文章のスタイルとして「ですます調」(敬体)と「である調」(常体)の2つがありますが、私はブログやメールなどネットでの文章はほとんどが「ですます調」になっています。
ずっと「ですます調」で文章を書いていると、同じような入力をしていることに気が付きました。それは文章の終わりを見ればわかるのですが、次のようなパターンばかばかりです。
- 「ます」のパターン
「ます」「ました」「ません」「ましょう」
- 「です」のパターン
「です」「でした」「ではありません」「でしょう」
例えば、一番よく使う「思い」ですが、「思います」「思いました」「思いません」「思いましょう」とっいたパターンです。これは「考え」「ください」「分かり」「ござい」「行い」「申し上げ」など動詞が変わっても続くパターンは同じです。
「です」の方は、名詞に続いて使うことが多いので、非常に多くのパターンで使えます。(「書類です」「予定です」「結果です」など)
このパターンを効率よく入力できる方法を作れば、かなり効率があがるのでは?と思い、次のような実装を試みました。
2.ですます調効率化の実装
「Lの活用」をDIMEに実装しましたが、「L」+「子音」を単に単語登録としたのですが、これを「ですます調」効率化に使うことにしました。具体的には「L」+「子音」で、ですます調入力効率化のモードに入るのですが「です」と「ます」では少し違いがあります。
(1)「です」は単純
実装では、汎用的にどんなキーに対しても定義できるようにしていますが、デフォルトでは以下のようにしました。
「L」+「キー」
キー=J です
キー=K でした
キー=L ではありません
キー=H でしょう
つまり「結果でした」と入力するには「結果」と入力してから「LK」通せばよいことになります。
これであれば、単純に辞書登録でも可能ですが、普段使わないパソコンに辞書登録するのは面倒ですので、DIMEのようなポータブルなツールだと気軽に使えます。
(2)「ます」は複合的
「ます」の前には、よく使う動詞がくることが多いので「L」+「キー」で、よく使う動詞を入力し、次のキーで「ます」「ました」「ません」「ましょう」をキーで入力できるようにしました。
例えば、一番よく使う「思い」という動詞は「LF」で起動し、その後に以下のキーを押すと「ます」の変化を入力するようにしました。
キー=F ます
キー=D ました
キー=S ません
キー=G ましょう
例えば「思いません」と入力するには「LFS」と3キーの入力になり(「LF」で「思い」と定義しています)、大きな入力効率化になります。
本日、実装したばかりなので、まだなんとも言えないのですが、この文章を書くためにも早速使っていますが、中々良い感じです。
もう少し改善の余地があると思いますので、使い続けて改良していくつもりです。
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