Dimeへの要望対応とバグ修正および表示の安定性を改善しましたので、その内容を説明します。
1.バグ修正
IMEのオン・オフを左右のAltキーで切り替えるようにしましたが、Altキー本来の機能が働かないというバグがありました。ARTがオンになっていないとAltキーの機能が働かないようになっていたので、ARTのオン・オフに関係なくAltキーの機能が働くように修正しました。
2.窓の枠のオフセット
窓の枠の位置はウィンドウの枠と同じ位置に固定されていましたが、オフセットを指定することによりウィンドウの内側または外側に表示できるようにしました。指定した数値のピクセル数だけ内側(正の数)または外側(負の数)の位置に表示されます。


私は内側5ピクセルぐらいに表示するのが好みです。
3.窓の大きさの比率
窓の大きさはウィンドウと同じ大きさに固定されていましたが、大きさを指定することによりウィンドウの内側または外側に窓の色を表示できるようにしました。指定した数値の比率だけ内側(正の数)または外側(負の数)に比例して表示されます。
窓の一部の色が変わるので、全体の色が変わるよりも目立つので、窓の色の透明度が高くても認識できるようになりました。私は0.8ぐらいが好みです
3.設定項目の見直し
これまでは、窓の色表示、枠の表示、フォーカス枠の表示などのオン・オフを指定する設定項目がありました。しかし、これらの項目は以下の2つの設定値でも指定することが可能なので、オン・オフの設定項目は廃止しました。
- Trans=0で窓の色は非表示になる
- Width=0で枠は非表示になる
来週にはVectorに登録できると思います。これでDimeは一休みして、ホームポジションキーパーの後継ソフトのリリースに注力することにします。ソフトは完成していますが、マニュアルを書くのにかなりの工数がかかりそうです。まずはブログでどのような機能があるかを少しづつ紹介しながらマニュアルを書いていくことにします。