WindowsというOSが進化していった中で、かえって使いづらくなっていると感じる機能があります。それは、今どのウィンドウがアクティブかが分かりにくくなっているということです。どうしてそのように改悪?していったのかは分からないですが、おそらく見た目=デザインではないかと思いますが、そのために操作性が犠牲になっていくことには疑問があります。
下図は、メモ帳ですがどちらのメモ帳がアクティブか分かるでしょうか?
![](https://i0.wp.com/dulunoj.com/wp-content/uploads/2022/12/null-1.png?resize=641%2C500&ssl=1)
この例では、上のウィンドウがアクティブですが、それが分かるのは2行目の「ナンバリング」の「ナン」の後ろにあるテキストカーソルだけが手がかりです。あまりにも分かりにくいということで、設定でタイトルバーに色を付けることができるようになっています。下図のように「個人用設定>色」のパネルで「タイトルバーとウィンドウ枠線にアクセントカラーを付ける」をオンにします。
![](https://i0.wp.com/dulunoj.com/wp-content/uploads/2022/12/null-2.png?resize=641%2C280&ssl=1)
すると下図のようにアクティブウィンドウが非常に分かりやすくなります。
![](https://i0.wp.com/dulunoj.com/wp-content/uploads/2022/12/null-3.png?resize=641%2C498&ssl=1)
これなら上のメモ帳がアクティブなのは一目瞭然です。これで問題は解決だと思いきや…以下はEdgeの例です。
![](https://i0.wp.com/dulunoj.com/wp-content/uploads/2022/12/null-4.png?resize=641%2C598&ssl=1)
ん?どちらがアクティブでしょうか?実は下のEdgeがアクティブでわずかにタイトルバーの色が暗くなっていますが、ほぼ判別不能です。これはアクセントカラーを比較的明るい色にしたためで、もう少し暗い色にすると多少は分かりやすくなります。
![](https://i0.wp.com/dulunoj.com/wp-content/uploads/2022/12/null-5.png?resize=641%2C596&ssl=1)
これなら何とか下のウィンドウがアクティブだと分かりますが、それにしても一目瞭然というわけではなく、少し注意しないと分からないです。UWPアプリはなぜかこのようにアクティブウィンドウが分かりにくくなっています。なので、操作をする前にウィンドウの中を1回クリックして確実にアクティブにするといったことを無意識にするようになりました。
そこで多少泥臭くてもアクティブウィンドウが本当に分かりやすくなるように、自作のフリーソフトDimeに機能追加してみました。以下がその例です。
![](https://i0.wp.com/dulunoj.com/wp-content/uploads/2022/12/null-6.png?resize=641%2C594&ssl=1)
分かりやすすぎて笑いそうですが、枠の色、幅、透明度は自由に設定できるので、もう少し目立たなくするのが良いと思いますが、ここでは本当に分かりやすくなるということを強調してみました。
また、IMEがオンのときの枠の透明度も指定できるように機能拡張し、描画の効率を最適化しているところです。
すこし動作が複雑になってきたので動作におかしなところが残っているので、デバッグしている最中です。自分で使って安定したら次のバージョンとして公開します。
それにしてもUWPアプリはどうしてこんなに分かりにくい表示にしたんでしょうね?
どなたかご存じでしたら教えてください。
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