Dimeの大きな改善?

日本語入力の状態表示の方法として、以前の記事にも書いたように一番優れていると思う方式は、カーソル位置に状態を表示するですが、それには大きな欠点があります。そもそも、カーソルの形状や色を変えても、反映されないアプリが多いという致命的な欠陥があります。そこでDimeでは窓全体の色を変更するという仕様にしました。
しかし、最近Windows10の機能を調べていると「テキストカーソルインジケータ」という機能が May 2020 Update で追加されたということを知りました。
これは、次の図のようにテキストカーソルの位置にカラフルなマークをつけて目立たそうというものです。

分かりやすいという意味では目立ちすぎぐらいなんですが、このインジケータは設定ではマークの大きさや色を変更できます。ということはツール側でIMEの状態に応じて色を変えてやれば、かなり分かりやすいのでは?と考えました。

1.テキストカーソルインジケータの色を変えてみる

次の動画はメモ帳でIMEを切り換え、その状態をテキストカーソルインジケータの色で表示している例です。

 

日本語入力のときはピンク色、英数のときは水色になっています。非常に分かりやすく、テキスト入力の邪魔にもなりません。(Dimeに組み込んだので窓の色も変っています)
問題はどれだけのアプリで動作するかですが…

2.対応するアプリ

これまでキャレットの色や幅を変えてIMEの状態を知らせるタイプのツールでは、メモ帳のような標準のアプリでは動作するものの、肝心のWordやExcelでは動作しないとか、ブラウザーでは動作しないといった大きな欠陥がありました。このテキストカーソルインジケータはWindows10の機能なので、期待してテストしましたが… 結果は次のようでした。

(1)Office

WordやExcelのOfficeソフトでチェックしたところ、見事に動作しました。以下はExcelでテストしたときの動画です。

今までのツールでは表示ができなかったので、これは大きな進歩です。ちなみにWordでも問題なく動作しました。さすがにMicrosoftの製品ですから当たり前と言えば当たり前なんでしょうか。

(2)ブラウザー

では、ブラウザーではどうでしょうか?以下はChromeでGMailの作成を行っている動画ですが、問題無く表示されています。

今は多くの人が作業をブラウザー上で行なうようになってきているので、これは非常に大きいことです。

(3)対応しないアプリ

ブラウザで動作したので、気をよくして色々ためしましたが、以下のようなアプリでは動作しないことが分かりました。

①テキストエディタ

Notepad++ や Visual Studio Codeなどエディタdテストしましたが、いずれも表示しなかったり正しく表示できませんでした。
Notepad++は、従来のツールではキャレットの色が正しく変わったので一長一短というところでしょうか。

②LibreOffice

まったく動作しませんでした。どうやらマルチプラットフォーム系のアプリでは動作しないか、正しく表示しないようです。

(4)???Edgeで動作しない!

念のためにEdgeでGmailで入力したところ、なんと動作しませんでした。Chromeでは正しく動作したのでとても意外でした。
どうやらテキストカーソルインジケータはまだまだおかしなところがあるようです。窓を動かすと、インジケータだけ取り残されたりすることもありました。

3.結論

まだまだ完璧とは言えない動作のテキストカーソルインジケータですが、とても分かりやすいので次期Dimeに組み込むことにしました。
そのときは、テキストカーソルインジケータが動作するアプリではテキストカーソルインジケータを有効にし、そうでなければDimeの従来の窓全体の色を変えるといった自動使い分けの機能を実装しようと思います。

Microsoftも、単にテキストカーソルを見やすくしようと考えただけだと思いますが、まさか日本語入力の状態表示に使えるとは思ってもみなかったでしょう。
これでDimeのバージョンアップは一段落として、ホームポジションキーパーの後継ツールの完成を目指します。

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