1.謎の動作不良(バグ?)
ホームポジションキーパーを色々なタイプのPCやキーボードで試していると、少し気になることがでてきました。
それは「ある環境では正常に動作するのに、他のマシンやキーボードだとうまく動作しない機能がある」ということです。
例えば、今回の機能追加で「Space+変換+S」の同時押しで(2)が出力されなければならないのに、特定のノートパソコンでは(2)が出力されません。
色々調べてみたのですが、どうやら「Space+変換+S」と押してもキーイベントが発生していないようです。
他の環境では問題ないのにどうしてだろうと疑問に思っていたのですが、その謎が解けました。
2.同時押しの限界
答えは、マシンによっては3キー以上の同時押しができないものがあるということでした。
通常はキーを同時に3つも押すことが無いので、これで良いのですが、実はキーの同時押しが結構重要なカテゴリがあります。
それはゲームです。ゲームでは移動コマンドや攻撃などのコマンドがキーに割り当てられているので「斜めに移動しながら攻撃する」などの動作は3キーを同時に押すことになります。
私も、3キー以上の同時押しができないという情報は、ゲームのブログから知ることができました。
ビジネスユースしか想定しないノートパソコンでは、3キー以上の同時押しは重要ではないので、できないものもあるということが分かりました。
ということで、ホームポジションキーパーを使っていて3キー同時押しの機能が使えない場合はバグではなくキーボードの限界だということを理解してください。
比較的安いキーボードでも3キー以上の同時押しに対応しているものが多いので、デスクトップの場合はキーボードを変更、ノートPCの場合は外付けのキーボードを試してみてください。
なお、USB接続のキーボードは別の理由で6キー同時押しまでしか対応できないようですがホームポジションキーパーでは、そのようなキーの組み合わせは予定していません。(^_^.)