Daigoをプログラミングのスニペットとして利用するさいに、自動インデントの問題があることが分かりました。
というより、自動インデントをキャンセルできる機能が必要になりました。
いくつかの開発環境では、このようなことをしなくても、自動的にインデントを調整してくれるものもありますが、使い慣れたエディタで作業するには、この自動インデントをキャンセルする機能が必須になります。
Daigoでは、簡単に使えることをコンセプトとしていたので、あまり出力の制御機能を設けずに、簡単に設定できるようにしていました。
しかし、今回のような要望に対応するためには、カーソルの制御やバックスペースなどさまざまな機能を使えるようにしなければなりません。
そこで、Daigoの開発言語のAutohotKeyの全ての出力機能をそのまま使えるRawモードを組み込むことにしました。
この機能は強力ですので、大抵のキー操作は自動化できるようになります。
その一例が、自動インデントのキャンセルです。
これはサクラエディタで自動インデントをしているのを「}」の前でキャンセルしているところです。
実装は終わりましたので、マニュアルを整備して近日Vectorに登録します。