RGTを毎日使っていますが、いくつかの改善と使い方のコツのようなものが分かってきました。
(1)改善点
「っ」の入力については、ローマ字互換性をあきらめるべきと考えました。その理由は、以下の2点です。
- 失われるメリットがあまりにも大きいこと
- 「っ」を「X」で入力するのは、学習コストが高く無い
1の失われるメリットとは、単打で入力できるものが、かなり多くなることです。以下にその例を紹介します。
1.単純な単打の連続
「ここ」「はは」「たた(む)」「まま」「かか(く)」のような単純な単打が入力できなくなる。あまり多くはありませんが、入力効率が落ちます。
2.単打と同じ子音の連続
「かきん」「しせい」「まもる」「たちば」などのような単打と同じ子音が続く場合は、結構多いのでかなり入力しにくくなります。
2の「っ」を入力する学習コストが高く無いことは、むしろローマ字入力の子音連続方式に問題があり、単一キーで「っ」を入力するほうが素直です。
例えば「あっ!」と入力するのは、普通のローマ字入力では「あった」などと入力してから「た」を削除するなどの不自然な操作が必要となります。
「っ」を単打で入力することで、ローマ字互換性は低くなりますが、それを上回るメリットが得られます。
(2)コツ
「取消」操作はかなり難しいので、できるだけ行なわないようにします。
具体的には、単打で入力できるパターンを意識して覚え、その場合だけ単打を利用するようにします。
今まで、私が入力しているので多い語句は「入力」で、最後の「く」は何回も入力しているので、自然と「C」を押せるようになっています。
数日の間、RGTによる入力を続けてきましたが、打鍵速度はしだいに速くなってきてます。
当面は、この仕様で使い続けてみます。