以前の記事「もう一つの40%キーボード」で紹介したGKIERSYの折りたたみ式キーボード、超コンパクトの割にはフルキーボードに近いキーピッチ(18.5mm)で、思ったよりも入力しやすく、とても満足しています。
このキーボードにもだいぶ慣れてきたので、以前他のキーボードでもしたように無刻印化してみました。無刻印化には、黒のマットなカットシートをキートップのサイズに合わせて切り取り貼り付けました。
キーの数だけの作業になるので、少し時間がかかりますが、自分の好みのキーボードを低コストで無刻印化できます。
これに、外出時に持ち運んでいるASUS Transbook T90 chiと接続して使っています。
この「無刻印化」や「無刻印キーボード」を使っている人のブログを見ていると、しばらく使っていると、やはり不便なので無刻印キーボードは使わなくなっているという記事がいくつかありました。
それは、メインのアルファベットキーは問題ないのですが「あまり使わない記号キーの位置が覚えられない」「数字キーを押し間違える」「Fnキーが正しく押せない」など、普段使わないキーで覚えられなかったり、ホームポジションから遠く離れているキーは誤打鍵が多くなるなどの問題があるとのことでした。
また、Altキーなどと同時押しする場合にホームポジションから指が離れるので、組み合わせを正しく押すのは難しそうです。
普段、記号キーをあまり使わない人でもパスワードには数字や記号が使われる場合がほとんどですので、パスワード入力時に初めて「完全なタッチタイピング」ができていないことに気が付くようです。
現在は34キーで記号キーを含め、Alt、Shift、Win、Ctrlなどのキーも含めて入力できるホームポジションキーパーであれば、無刻印化したキーボードでも問題なく継続して使えています。
この記事も、先ほど紹介したTransbookとGIKERSY無刻印化キーボードで入力してますが、全く問題なく作業できています。
キーボードを無刻印化しても、実務上のメリットは何もありませんが(キートップが長持ちするかな?)完全なタッチタイピングができるようになり、長時間タイピングしても疲れなくなります。
皆さんも、お気に入りのキーボードを無刻印化してみてはいかがですか?