以前の記事で「Altキーからの脱却」を書きました。
その後、実際に試してみましたが、やはりワンキーで操作できるAltキーは捨てがたいと思うようになりました。
代替キーの組み合わせを試みましたが、やはり相当操作性がかなり悪くなるので使えないと判断しました。
そこで、変換キーやAltキーによる数字シフト機能を改めて見直しましたが、改めて見ると数字シフトキー+Spaceの機能拡張が中途半端なことに気が付きました。(下図)
ここでピンク色になっているキーだけが「数字シフトキー+Space」で機能拡張されています。
具体的には「数字シフト+Space+W」で「””」が出力されてカーソルが””の中に入るので”語句”などが入力しやすくなります。
よく使うだろうということで、この4つのキーに限定したのですが、キーを押しても何も出ないより、同じ仕様にしてはどうかと考えました。
例えば「数字シフト+Space+T」で「%%」が出力されますが、これは ホームポジションキーパーの言語のAutohotkeyでは変数の参照で良く使います。
また「数字シフト+Space+P」で「__」が出力されますが2回連続して入力すれば「__func__」などの表記にも使えます。
ということで、上段の「QWERTY」の列は、全て記号入力2回+左にカーソル移動としました。
2段目と3段目はどのように拡張しようか悩みましたが、頻度の高いものということで数字の拡張としました。
「ASDF」の段はカッコ付き数字が出力されるようにしました。つまり「数字シフト+Space+A」で(1)が出力されます。
「ZXCV」の段は丸数字が出力されるようにしました。つまり「数字シフト+Space+Z」で①が出力されます。
文書を書くときは、頻繁にカッコ付き数字や丸数字を使いますので、拡張としては妥当ではないかと思います。
実は、カッコ付き数字や丸数字は、別のアプリ「Daigo」の辞書登録で行っていましたが、キーの組み合わせのほうが操作性が良いので、この機能を組み込むことにしました。
マニュアルを書いてホームポジションキーパー2.5として登録します。