理想のキーボード環境を求めて(2)

  • タッチタイピングを阻害するものへの気づき

会社の仕事で作業の自動化のために色んなツールを使っていたところ、AutoItやAutoHotKeyという自動化支援ツールを扱うようになりました。

サンプルなどを見ていると、キーのリマップが非常にしやすいことが分かり、改めてタッチタイピングについて考えるきっかけになりました。

ところが「絶対にキーを見ないで入力しよう」とすると、どうしてもタッチタイピングが難しいキーがかなりあることに気が付きました。(長い間キーボードを使っていても気にしていませんでした)
それは次のようなキーです。

1.入力しにくいもの
{}{}\|^~-=_/*など、右手の小指を酷使するもの
右手小指が担当するキーは非常に多いです。
普通の文書をタイプしているときはあまり使わないので問題になりません。

しかし、プログラムを入力するときは多用することになるので、問題になります。

2.かなり難しいもの
BackSpace Delete Escape 半角/全角などの機能キー
よく使う割にはタッチタイピングが難しいです。

特に、BackSpaceは使用頻度が非常に高いキーにもかかわらず、使いづらい位置にあります。
これは非常に生産性を下げる要因になっていると思います。

3.無理と思えるもの
カーソルキー F1~F12 Home End PgUp PgDn

これらは、キーボードにより配置も大きく変わることがあるので、タッチタイピングは無理に思えます。

かなり頑張ってこれらの特定のキーボードでタッチタイピングできたとしても、キーボードが変われば、タッチタイピングすることは、ほぼ不可能だと思います。

 

このようにタッチタイピングが難しかったり、ほとんど不可能なキーがあるにも関わらず「タッチタイピングできる」人に「キーを見ないと打てないキーがある」ことを指摘しても、すぐにこのことには気がつきません。

これらの特殊キーは「入力」するキーではないので、元々「タイピング」するという意識に登ってこないのだろうと思います。

 

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