ブラウザーの操作効率化

これまで、入力効率化のツールに関する話題が中心でしたが、業効率化の観点からは、操作の効率化が重要だと考えています。パソコンの「操作の効率化」については、大きく2つあると考えています。

一つは「ショートカット操作」、もう一つは「ブラウザの操作」です。「ショートカット操作」については、色々な情報がインターネットにありますので、ここでは「ブラウザの操作」について話をしたいと思います。

なぜ「ブラウザの操作」だけを取り上げるかというと、作業の多くはブラウザで行なうことが多くなってきたことと、ブラウザの操作の効率化は「ショートカット操作」だけではなく、ツールを導入することにより、かなり効率が上がることがあまり知られていないからです。

基本は「ショートカット操作」ですが、ブラウザの操作にはリンクをクリックするなど、通常はどうしてもマウスで行なう操作があり、キーボードでの操作効率化には限界があります。

では、私が使っているブラウザの操作効率化ツール「Vimium」というChromeの拡張機能について紹介します。

1.Vimiumとは

ひとことでいえば「ブラウザをキーで操作する」ツールです。リンクのクリックが中心となるブラウザの操作を「キーで操作する」と聞くと、マウスをキーで操作するようなことを想像するかもしれませんが、かなり驚くような操作方法でリンクをクリックします。百聞は一見に如かずですので、そのようすを動画で紹介します。

ブラウザの画面上に黄色いボックスの中にアルファベットや数字が表示されいます。これがマウスでクリックできるリンクで、そのアルファベットや数字のキーを押すとリンクをクリックするという仕組みです。

マウスでクリックするのとあまり変わらないスピードで操作できます。いや、マウスとキーボードの持ち替えを考えると、こちらの方が操作性は良いかも知れません。これはキー操作を中心にしている場合にはかなり効率が上がります。

他にタブを閉じたり、リロードしたりお気に入りを検索するなど、多くの操作がキー操作で可能になります。この拡張機能の名前が「Vimium」となっているのもキー操作が中心の「Viエディタ」のように操作できるところからです。

 

2.Vimiumと他のツールの関係

ブラウザの操作に関してはVimiumだけで相当便利になりますが、私は他のツールとの兼ね合いで次ように使い分けています。

(1)Vimiumですること

リンクをたどる。お気に入りや履歴の検索。ビジュアルモード。
開いているタブの一覧など

つまり、Vimiumでしかできないことだけに絞っています。

 

(2)Vimium以外ですること

スクロールアップ、ダウン。一番上に、一番下にスクロール。
タブを閉じる。タブの移動。進む、戻る。リロード。

これらの機能はカーソルキー、Home、End、コントロールキー、Altキーのショートカットなどの組合せで操作できます。そしてブラウザの種類に関わらず共通の操作になります。つまり、より「汎用的な操作」がある場合は、そちらを使うという考え方です。
このようにしておくと、拡張機能がない環境や他のブラウザを使う場合にも応用が利きます。

ただ、そのような操作はショートカットキーによる操作が多いのでホームポジションキーパーなどのツールで「Ctrl」「Alt」「Shift」などが簡単に操作できるのが望ましいです。
その中で、私のお気に入りの操作は

・最近閉じたタブを開く(Ctrl+Shift+T)
・次のタブに移動(Ctrl+TAB)
・前のタブに移動(Ctrl+Shit+TAB)
・タブを閉じる(Ctrl+W)

などです。

今では、ホームポジションキーパー、Daigo、Vimiumの組合せで、かなり効率的な操作が実現できました。

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