今回のバージョンも機能追加がメインです。
(1)入力ボックス
{input}があると、テキストの入力ボックスが表示され、その内容が{i}で指定した位置に挿入されます。
例えば
Inb:{input},このたびは弊社製「{i}」をご注文いただき、誠にありがとうございます。{Ent}このほど納品が完了いたしましたので、ご報告いたします。{Ent}{Ent}・納品日{Ent} {c}{Ent}・納入品{Ent} 「{i}」ケース
と登録されているときに「C-1A」と入力すると以下のように展開されます。
このたびは弊社製「C-1A」をご注文いただき、誠にありがとうございます。
このほど納品が完了いたしましたので、ご報告いたします。
・納品日
(カーソル位置)
・納入品
「C-1A」ケース
クリップボード機能とよく似ていますが、直接入力ボックスでテキストを入力するので、定型的な文では、こちらの方がつかいやすいかも知れません。
(2)略語展開
「こんなことができたらいいな」と以前から考えていた機能です。略語(PTSDなど)の元の単語をインターネットから検索して、その結果を{exp}に挿入します。
【例】
PTSDとはPost Traumatic-Stress Disorderの省略です。
インターネットに接続して検索結果を取得するのは初めてでしたので少し苦労しました。このような機能は、インターネットに接続していることを前提としても良いような環境になってきたことと、Webのサービスが充実してきたことで可能になりました。
次のバージョンでは、略語展開のような機能をもう一つ追加したいと思います。
また、メッセージ表示が増えてきたので、フォントサイズや色などをカスタマイズできるようにしようと考えています。
DaigoはAutoHotkeyにて実装されていますね。
ツールStop時のアイコン変化やInifileの記法で気づきました。
私も同じ動機でPhrase Expressが置換処理に不向きで自分で作ってしまおうかと考えていたところにベクターの記事に出会いました。
しばらく使用させていただき自分でやるならどうするかideaを温めさせていただきます。
組み込み現場システムエンジニア駆け出し33才より。
何歳になっても現場で現役でありたいものです。
T.Tsuruatさん
コメントありがとうございます。
AutoHotkey、奥が深くとても面白いツールですね。
PhraseExpressからAutoHotkeyでの実装を考える人がいるというのは驚きでした。
実は、AutohotKeyでの実装は割と簡単にできそうだと当初は考えていました。
というのもAutoHotkeyにはHotStringという機能があるので、それを使えば良いと思ったからです。
しかし、大文字小文字の識別や、IMEのOn/Offによる制御など細かいことをしようとすると、もっと根本的な入力の監視からプログラムする羽目になりました。
AutoHotkeyでどのように実装するかも苦労しますが、どのような仕様にするのが良いのかを考えるのが大変ですね。
ただ、素のままのPCを使って仕事をするのは、あまり効率的ではないので、なんとか良いツールを作って役に立てばと思っています。
60歳を過ぎて、ようやく仕事の負荷が軽くなり、長年温めていたアイデアをツールにして公開できたのはありがたいです。
dulunojさん
はい,私も同じ思想で単語の高速置換を考えている人がいたということが驚きでHPにてコメントを残すに至りました。
最近は自分で作成するツールのほとんどがAutohotkeyになっています。
ListViewを作るのが非常に簡単でCSVのライブラリもあるのが重宝している理由です。
仕様作成は確かに難しいところです。産業用機械をやってますが,どうしても作り手の想い(こうやれば簡単!)が入り使い手の邪魔をするケースがあります。
簡単にプロトタイプを出せない環境なのも要因があります。
その点ではAutohotkeyだとプロトタイプが早く出せるのも魅力ですね。
同じことを考えている人がいたというところで非常に親近感がわきました。
定期的にHPをのぞきたいと思います。