RGTの仕様変更(AZIKとの併用)

2週間ほどRGTを使い続けて、色々なことに気がついたので、仕様を以下のように少しずつ変更しています。

1.「てい」「ない」が非常に多いこと

「て」や「な」が出現頻度が多いので単打に割り当てましたが、単打の問題である単打+母音の修正が頻繁に出てきました。

それは「てい」と「ない」が非常に多く、「て」や「な」の後に「い」が続かない場合と同じぐらいだということが分かりました。

これは「文字や文字の連なりの出現頻度調査結果」でも報告されていました。このような場合に毎回確定のスペースを入れるのは、頻度が多いだけに、かなり負担となりました。

この問題をどのように解決するか、なかなか良い方法が見つかりませんでした。

2.AZIKとの組み合わせ

「てい」「ない」に共通することは2重母音であることに気がつき、それであればAZIKを一部採用して組み合わせれば入力しやすくなるのではと考えました。

「てい(ei)」「ない(ai)」は両方ともにAZIKの2重母音として扱われており「ou」を合わせた3つを組み合わせることとしました。

AZIKとの互換性を保つため「Q:an」「W:ei」「P:ou」を素直に割り当てるようにしたため、W(を)とP(こ)の単打はあきらめました。

幸い、両者ともに出現頻度は、比較的低いのでAZIKの2重母音を採用することのメリットとバランスすることが予想されました。

このAZIK2重母音部分採用により「てい」や「ない」がかなり入力しやすくなりましたし、副作用として「方法(hphp)」など、これまでAZIKで使い慣れていた入力パターンも復活しました。

3.調整

これまで、全てのキーに単打を割り当ててましたが、「W」「P」は2重母音専用のキーにしました。これにより以下の調整を行ないました。

(1)仮確定の次ではAZIKが生きる

当り前ですが「か(K)」のような単打の後では「Q」「W」「P」の2重母音が生きます。もちろん当初の目的であった「N(な)」の次に「Q」を入力すればAZIKの2重母音により「ない」と入力できます。

これは「かいぎ」が入力しにくかった問題も解決できるので、単打が減ったデメリットよりもメリットが大きいようです。

(2)「F,J,C,V」は特殊な対応

「F,J,C,V」は、上記のAZIKの2重母音を適用しても「ふぁい、じぇい」など、ほとんど使われないものになりますので、他の用途に使わないとムダになります。

今回は、これらに特別な機能を割り当てることはせずに「Q」が後にくると、AZIKの「ai」ではなく「ん」を出力することにし増した。
具体的には
「JQ」なら「じゃい」ではなく「てん」が出力されます。

(3)「ZB」はAZIKに

「Z」は「き」、「B」は「の」に割り当てましたが、どちらもAZIKの「QWP」2重母音が有効利用できるのでAZIKで出力することにしました。

(4)「ん」の出力

「ん」の出力は「Q」および「N」の2回打ちで可能ですが「N」に単打の「な」を割り当てたので「なん」が入力しにくくなりました。(「NAQ」または「NANN」で入力)

そこで、TABキーを単打の「ん」に割り当てて「N(TAB)」で「なん」を入力できるようにしました。

以上の「調整」により、かなり入力がスムーズになりました。
当面この方法で日本語入力を続けてみます。

 

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